SEO(検索エンジン最適化)
SEO(検索エンジン最適化)とは、小手先の流行りの手法で行えるものではなく、読んで文字のごとく、検索エンジン(ロボット)に適したソースコードを書くことに他なりません。分かりやすく言えば、ブロークンな言葉、乱暴な言葉を相手にぶつけるのではなく、礼儀正しい正しい言葉(Valid HTML/CSS)で検索エンジンに対して喋りかけるということになります。
そうやって検索エンジン(ロボット)に聞く耳をもってもらった後、内容(キーワード)について検討してゆくというのが、昔からずっと変わらず通用し続ける、SEO(検索エンジン最適化)です。
完全な内部SEOとは
一言。Valid HTML/CSS であること。これに尽きます。以下のURLで、内部SEOができているかどうか、確認することができます。
その他、次に上げる視点も欠かせません。
- 画像に適切な alt が設定されている。
- 画像解像度は読み込みスピードを考慮し、過不足ない程度にする。
- 文字で表現できる箇所は極力画像を使用せず、文字で記述する。
- アンカーリンクに適切なラベルが設定されている。
たとえば、詳細内容へのリンクは、単に「詳細を見る」という同じラベルにするのではなく、「○○の詳細」というふうに設定する。 - HTMLは極力シンプルに美しく。むやみに div や class を使用しない。
加えて、正しくわかりやすい日本語で記述するのは当然のことです。
キーワードの選択方法とウェブ原稿のライティング
商材や理念、求める効果により、「どのようなキーワードで検索されてほしいか」を熟慮し、検索エンジンからの導線を検討する必要があります。初めは、リストアップしたキーワードをできるだけウェブ原稿に盛り込むようにすればよいでしょう。
そして、より効果を上げていくためには、ログ解析を行い、
- 検索されて欲しいキーワードからのアクセス状況はどうか?
- 期待通りの結果が得られていない場合は、何が問題と考えられるか?
- 対策として、どのようなものが考えられるか?
- 想定外のキーワードからサイト訪問を受けていないか?
- なぜ、当該ワードからユーザーはサイト訪問をしたのか?
- そのキーワードの受け皿となっているか? 十分でなければ、サイトをどう改善すれば効果を高められるか?
上記の視点でサイト改善を繰り返してゆく必要があります。
モバイルフレンドリー
総務省の令和元年度版情報通信白書によると、2018年の個人のインターネット利用端末別の利用割合は、(1)スマートフォン:59.5% (2)パソコン:48.2% (3)タブレット型端末:20.8% となっています。
この数字が意味することは、いまやスマートフォン対応は必須だということです。
ウェブサイトの各ページが、適切にスマートフォン対応できているかは、以下のサイトでチェックすることができます。
前者では80点以上が目処で、後者で「モバイルフレンドリー」の結果が出れば問題ありません。